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死体のあった部屋から見えること(特殊清掃番外編)

人間の体液

今日の現場は、酷かった・・・。

死後、3週間以上経つ文化住宅の部屋の中の撤去・・・。
死体こそないが、腐乱液に群がる蛆、飛び交うハエ・・・。
強烈なのは、その悪臭・・・。
たとえようもない臭い・・・。
派遣のバイトは誰一人家屋に近寄れない。

ご依頼されたお客様も、家屋に近づけないご様子なので鍵をお借りしドアを3センチ程、開けました。
すると、ドア付近にいたであろうハエが20匹程飛び去って行き、2秒程経つと競い合うようにおびただしいハエが、わずかな隙間から飛び出して行きます・・・。

その数、数千匹・・・。

ドアの隙間からは脳を強烈に刺激するとてつもない悪臭・・・。

ハエの勢いが少なくなったので、すばやく体を家の中に滑り込ませました。
『ガツン!』 額から脳に突き刺さる衝撃臭・・・。
刹那の如く襲いかかる目の痛み・・・。

「ゴッフン」と私は一度首を振りながら咳きをし、家の中を進んで行きました。
玄関を入ってスグにダイニングとキッチン。
残されたハエが数十匹、飛び回っています。
薄目を開けた目からは涙が頬にまで垂れてきています。
ダイニングの奥は六畳の和室。 悪臭はしだいに強くなり、『キイーン』と頭が鳴りはじめて来ています。
電気も止まり薄暗い部屋の中、閉ざされたカーテンをイッキに開け放しました。
閉ざされた部屋に光がやどると、右トナリの部屋の様子がハッキリと見えます。
四畳半の和室の畳を、這うようにウゴク小指の爪程の無数の物体・・・。

それは、数千匹の蛆です・・・。

光を嫌がり、四方八方に『しゃくとり』しながら逃げて行きます。
すると、蛆のいた場所に黒い染みがしだいに現れてきました。

一分も経っていないでしょう。蛆は部屋の隅々に移動しテレビ台の下や家具の隙間に入り込んでいます。
蛆がいなくなり、畳にはドス黒い染みがくっきりと現れています・・・。
染みの姿は・・・『人がた』をしています・・・。
交通事故などで亡くなられた方の場所に『チョウク』書きをしている『絵』そのものです・・・。
この黒い染みで書かれた『絵』は、人が腐乱して、たんぱく質がコボレ染み込む事による究極の『アート』なのです・・・。

畳を二つにまたいだ『アート』はこれだけではありません・・・。
畳の染みが壁に付き・・・天井にまでも黒い染みが、しみ込んでいます・・・。
私達スタッフは、日々このよううな現場でお部屋の撤去作業をさせて頂いています。

・・・ゴーグルもマスクも無しで・・・。

プロフェシャルとは何でしょうか?
悲しみ゛途方にくれ弊社にご依頼をして頂き、スタッフが顔をしかめながら家屋に入る事はサービス業としてあるまじきことだと考えております。

私達は、遺品整理業を引越し業と同じ、サービス業と考えております。
ですから、遺品を一つずつ押入れやタンスから梱包し、貴重な写真、株券、印鑑などご遺族に代わり分別させて頂いております。
 
『死』をリアルに考えていただければと思います・・・。

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